初めてのフジロック、参加した感想⑤

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牛タンマリネ焼きとフライドポテトを購入し、つい1時間ほど前に知り合った先輩フジロッカーと嬉しい疲労感に浸る。

同じステージの激しい最前列を隣同士で耐え抜いた友情。

女1人で参加して、まさか会場で誰かとこうやって過ごすなんて思ってもいなかった。

 

雨がますます酷くなる。

小学校のグラウンドのような地面は、今は雨で案の定ぐしゃぐしゃに。

あまりの雨にお店も早めに閉まった様子。良かった、さっきご飯買ってて。

 

その後、先輩の友達2人も私達に合流した。初対面だけど、フジロッカーは優しいし音楽好きだから一瞬で仲良くなる。一日の感想を4人でわいわい語った。

一人ひとりのキャラが濃くて、一緒に話している間は本当に楽しかった。普段なら誰にも通じない話も、ここにいる人には通じるという快感もあった。

ああ、なんという幸せな世界。ここが私の本当の居場所だ。と思った。

 

その間にますます雨・風は酷くなり、ついに休憩所のテント内も徐々に浸水してきた。トレッキングシューズでここまでの雨は初めてなので、地面に足を着ける勇気がなく、足を浮かせる私。

 

が、そんな体力もなく。諦めて水たまりに両足をIN。

防水スプレーしたからきっと大丈夫だろうと不安ながらKEENを信じることに。

 

私は日帰り参加だから、この後会場を抜けて時間までにツアーバス乗り場まで集合しないといけない。実は、日中にこのために会場間の移動時間を計測していたのだけど、トリのケンドリックラマーで人の多さを体感して

「あ、こりゃ意味ねえな…!」と悟りました。

 

先輩達によると、状況によっては入場制限されるらしい。あのグリーンステージが入場制限される=会場から出られないことになる。それはマズイ。

間に合わなかった時の事を考えて先輩方へ相談すると、「この天気だし、きっとこのくらいの時間に出れば大丈夫だよ」と12年通いの経験からアドバイスしていただく。

 

ああ、ありがたい…!!

優しすぎるぞフジロッカー!もう、大好き!

 

どんどん帰りの時間が迫ってくる。それまでは雨で出し物が中止になってるアンフェアの中を探検したり、先輩方と話したり、私はギリギリまでフジロックを満喫したのでした。

 

いよいよ出発の時間に。

ちょうど一時的に雨が落ち着いてきたとの事で、先輩達も一緒に帰ることに。

いつもは苗場プリンスに宿泊してるそうですが(すげー!)、今回は運悪く会場近くで(カーテンが無い)宿をとったそうです。いや、カーテンくらいつけてあげて〜。

 

地面はもう長靴一択な状況でしたが、私は新大阪駅に置いてきたし、トレッキングシューズを信じて「ぐっちゃぐちゃ」な地面を歩いていく。一回だけ5センチくらいの深さの水たまりに入った。そこで諦めがついた。

 

「このまま濡れよう。」

 

汗をかいた身体と冷たい雨でポンチョを着ているのに肌寒い。来年はカイロも持ってこないと。

途中、ボードウォークのミラーボールがとても綺麗だった。足場が悪いから懐中電灯を持って来て大正解。雨が降ると滑りやすいのです。

 

くらげのオブジェも昼間とは雰囲気が違い、ライトアップされてずっと見とれてしまうような美しさ。写真を撮ってもきれいに残せないのは分かってたから、自分の目で記録した。

最後にもう一度だけ振り返りたかったけど、「来年も絶対来るから!」と心に誓って振り向かずに真っ直ぐ出口に向かって歩きました。

 

ところ天国へ出る。「こんな天気でさすがに寅さんは…」と先輩が言ったところで

 

「男はつらいよ」上映してるーーー!!

 

噂には聞いていたけど、嘘だろ…すごすぎる。この天気で見てる人もちらほらいたし。

カオスだぜ。そんなところが大好きだよフジロック。

 

そして、グリーンステージへ。この天気だからかここまで全然人が居なくてあれ(ケンドリックラマー)は夢だったのか?と思ってしまうくらいガラガラ。気づいたら、スーーッと入場ゲートまで来てしまった。

 

最後にクリスタルパレスを覗いて帰ることに。

私の顔は霧吹きで100回スプレーしたような濡れ具合だったので、入り口のセキュリティーっぽい外国人にガン見される。怪しい者じゃないよ。

中は人がぎゅうぎゅう詰めでナンパしてるような人もちらほら。ここにくるまでに全身びしょびしょになった私は周りからすごい目で見られる。「あ、なんか、場違い感すごい」と思って退散。

 

そのまま、荷物預り所まで歩く。ここまでくると濡れた顔を拭くことすらどうでもよくなって来た。そして、一周回って雨が好きになった。

 

苗場プリンスを見納めて、先輩たちとは別れの時。「絶対来年も会おうね!」と約束し、お別れしました。

この時点で私は2019年も参加することが120%確定しました。

 

リュックにレインカバーを取り付け、私はツアーバスの集合場所まで1人で歩いていく。

開けた場所に来ると、風が一段と強くなった。冷たい雨が疲れた身体に追い討ちをかけるように降っている。 

 

もう雨は怖くない。

が、ここからが一苦労だった。

 

(⑥に続く)